

興福寺中金堂 勉強会
有る事難し。 とはよく聞きますが。 今後数千年以上の歴史の中で、この瞬間に立ち会えた人類はそうは多くないはずです。 わたくしは無識ですが、何かの役に立たねばならないという義務感は感じます。 常々、この命のお役目は何か。。。これが答えなのか?と問いながら小苦樂を続けていますが、毎日が作務であり、勉強です。 ありがたし。


しつらい
しつらい 「設い」 とも 「室礼」 とも書きます。 「設い」がもともとの言葉で 平安時代にはあった言葉だそうです。 辞書で調べると 「飾り付け、設備、装置」や 「平安時代、宴・移転などの晴れの日に 寝殿の母屋や庇 (ひさし) に調度類を 配置して室内の装飾としたこと。」 とありますが 山本三千子さんの著書 「日本人が知っておきたい和のしきたり」 によると、 しつらいとは、季節や人生の節目に 感謝や祈願、もてなしの心を込めて 部屋を設えること、とあります。 馴染みのあるところでは 「雛祭り」も 女の子の成長を祈願して行われる 季節の行事で、大切な女児の成長を願う 親や、周囲の大人たちの心がこもった しつらい(設い・室礼)ですね。 室礼という言葉は平安時代には すでにあった言葉で「源氏物語」にも 「しつらひ」と記述があるそうです。 現在は、「設い」「室礼」と漢字で 書く事が一般的ですが 「設える」と動詞でも使いますね。 インテリアをコーディネートして 部屋を美しく飾るためだけではなく 感謝や願いなどの思いを花や野菜に託して盛る ただ、きれいに飾り付け


筆に慣れよう
日本って、本当に美しい物が多いですね。 こうした日本ならではの 色合いを見ているだけで 心が和んで行きます。^ - ^ 日本人である事を誇りに思った瞬間って 皆さまはどんな記憶が思い起こされますか? 私はふと、 小苦樂の書道のお稽古をしていた時の 事を思い出しました。 100年と経っていない昔の日本語が 読めない、、、 ずっとどこかで目にして来たけれど 何故すらすらと読めるようになりたいと 思わなかったのか。。と、 考えました。 読む欲が出る前に、 今使われている日本語に変えた 文章が当たり前にあって 必要の無いものへと分類してしまって いたような、そんな気がします。 けれど、多くの日本人が 『美しい』と思う日本語は きっと昔使われていた もうほとんどの日本人が読むことの出来ない 日本語なのでは無いでしょうか? 少なくとも私は、 むかしの人の書く線が美しいと感じます^ ^ 小苦樂で毎月第3土曜日に 行われている 『はじめはいろはから』という書のお稽古 がございます。 もう一つ、今月からスタートした 『筆になれよう』講座。 毎月第3土曜日のお稽古の


座禅の練習
第4回目となります「The Practice of Zazen」 座禅の練習講座です。 今回は先月に引き続き、呼吸にフォーカスをあてて 交感神経と、副交感神経のオンオフをご自身で コントロールできるようになることを目指していきたいと思います。 これにより様々なことが楽になり、体を壊しにくくすることが できるようになっていきます。 毎月プレミアムフライデー(死語になりつつありますが...笑) に開催していますので、皆様お時間がありましたら ぜひ参加してみてください。 人数が少ない日は茶室でも開催しています。 The Practice of Zazen 10/27(金) 18:00-19:00 ¥3000-(税込) ご予約はこちらから


お腹が空いたら。
朝起きて、時計を見て カーテンを開けて欠伸をして、、 顔を洗って、 いつもの朝ごはんを作って 天気予報を見ながら朝ごはんを食べて 歯を磨いて、 身支度を整えて家を出る。 「いってきまーす!」 「いってらっしゃーい!気を付けてね。」 が、我が家の定番の返事。 普通って幸せなことだなあー と、最近ぼんやりとそんなことを考えます。 最近読んだ本に、 豪華な朝食や夕食を取り上げた本が増え、 世の中のキッチンに立つ人の、 「ご飯を作る」ということへの プレッシャーが大きなものになってしまった ように感じる、と書いてありました。 一汁三菜こそが理想の献立だとも 書いてありました。 白いご飯に、お味噌汁お魚に梅干しやお漬物。 手作りのお味噌汁を飲んだ時に感じる ホッとするあの感じ、、私は大好きです。 「お腹すいた〜!」と、 帰って来てくださる方々のためにも^ ^ 畳に座って、アツアツのお味噌汁を飲んで ホッと出来る、そんな幸せを味わうのに 小苦樂の店内はピッタリ、! と、そう思い、、、 ついに日替わりの定食が (11:00-18:00まで食べられます) 始まり

目白コレクション
目白の骨董・アンティークイベントといえば 目白コレクション。 春と秋の開催で、秋は昨日と本日の開催です。 私は明日の午後お伺いする予定です。 台風の影響でお気軽にとはいいにくいですが、とても面白いと思うので皆様も是非遊びに行ってみてください。 小苦樂への路地の入り口にある骨董屋さん「山法師」さんも出品されています。 いつも素晴らしい山法師さんの設え。 表から拝見させていただいて、いつも勉強させてもらっています。 小苦樂では、お庭やエントランスの植栽などでもとってもお世話になっています。 小苦樂へいらっしゃった方は是非、山法師さんへも遊びに行ってみてくださいね。 山法師 目白コレクション、明日は17時までです。 目白コレクション 是非!