香り


「香り」 先日まで目白の街はいたる所で茉莉花(ジャスミン)の良い香りが漂っていて、それはとても素晴らしい香りでした。 茉莉花を植えるお家が多いというのも目白という土地柄なのでしょうか。 とても麗しい香りに包まれていました。 香りといえば、 小苦樂にいらっしゃるお客様はよく、お店に入った瞬間に「懐かしい匂い」「おばあちゃんの家の匂い」と仰っていただく方が多くいらっしゃいます。 それも、とても嬉しそうに。 人の嗅覚は記憶や感情と密接に関係していると言われていて、人は香りを嗅ぐ事で瞬時にタイムスリップして、その時の記憶を呼び覚ます事ができるそうです。 つまり、「香り」は感情を最も刺激する感覚なんだと。 みなさんにも沢山の香りの記憶があるのではないでしょうか。 昔住んでいた家の匂いや、愛犬の匂い、好きな人の香水の香りや、はたまた隣の家のカレーの香りなど どれも刺激的な香りですよね。 以前、香道のお作法を学びに行った際にも、数ある香りの中から、最初に嗅いだ三つの香りを嗅ぎ当て、最後に1つだけ嗅いでいない香りを見つける。 日本には流派が二つしかないとても貴重な香道の体験でした。 その帰り道、何だかとても脳がスッキリとした感覚を覚えたのを記憶しています。 香りを思い出すという事は何かとても脳に良いのかもしれないですね。 日本には古来から「しつらえ」という文化の中に、来客の前にお香を焚き、お客様がいらっしゃった時にちょうどお香の香りがほのかに香る事でウエルカムという意思を伝える。そんな文化があります。 素晴らしい。 香りには意思も伝える力があるのです。 最近の日本は匂いが無いことがよしとされて、香りを消すことに躍起になって消臭剤の売上も伸びているとか。 でも、このような匂いを避けるという現象の背景には「本能の抑制」や「性の抑制」があると言われているそうです。 これだけ刺激に溢れている現代ですが、この傾向を見ると実は江戸時代より前の方が、はるかに刺激的だったのかもしれませんね。 小苦樂では、毎日オープンの30分前にお香を焚き、スタッフが心落ち着かせるとともに、お客様を迎える準備をします。 お客様がお稽古や甘味の為に来店される時も、ゆっくりと心落ち着かせ、かつ刺激的であるように。 お稽古やワークショップも「香り」一つで記憶に残るものになると信じて。 6月も小苦樂では、通常のお稽古に加え、ヨガや、金継ぎ、座禅、着付けの為のヘア・メイクなど、様々な催しをご用意しております。 ご来店の際は、是非香りにも鼻を向けて小苦樂を楽しんでください。 皆様の刺激的なご来店お待ちしております。 

#小苦樂cafe

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